2011年4月9日土曜日

【震災アクション】気仙避難所への炊き出し支援活動報告(その一)

飯島定幸



4/4 「会」の気仙沼市浜見山の紫会館避難所への炊き出し支援活動のかいつまんだ報告です。詳細は、阿部文子さん(農縁東京事務局)と林良樹さん(鴨川・大山支援村)が応援同行されていますので東京に戻ってから詳細な報告があります。今は福島県の飯舘村に応援中)河北新報からも取材に来ていたので、そこからの報道もあるかも知れません。

4時起き組から、トラックに荷を積んで準備開始。
今回は、炊き出しに必要な食材・備品の他に、米、保存麺、衛生品(Nさんの親戚の多くの方が被災に遭われてるので「会」に直接託した分も)、衣類品(会員達から「会」に直接託した分も)、長靴、燃料(ガソリン140リットルと発電機用の灯油40リットル、携帯コンロ用のガスボンベ缶100本)等を「会」に寄せられた募金を活用させていただいて、救援物資としてお届けすることに。

応援要員は、レンタル小型バスに同乗。(髙橋保廣、佐藤春樹、吉野敏充・昭男、遠藤信子・敏信、髙橋歌子・広一、今田多一、阿部昭雄、佐藤恵一、星川公見、コパンの料理長(新庄で仏レストランを経営)、今(農縁イベントによく参加される映像担当、長身の眼鏡をかけた東北芸工大出身の)敬称略、もしかしたら書き漏らしている人も。

途中で、待ち合わせの仙台でカフェ経営のIさんグループと合流。10時過ぎに避難所に到着。ここは、高齢者施設としての会館だったそうです。今は当然家屋財産車を津波の他に火災でも失ったりした被災者の方々が200人くらい生活している。
(当然、ここにおられる方の身内の多くの方々が生命を奪われ、未だ連絡が取れない安否未確認状態のままです)早速、炊き出しの用意を始めたわけですが、料理長にも参加してもらったので大いに助かったそうです。
この避難所は水道はやっと前日に使えるようになったとのこと。普段の食事炊き出しは、ドラム缶に木片・薪。食材は全国からの支援物資が廻ってきてはいるようです。

避難所代表鈴木武雄さん(高齢者)から「皆様の心に感謝いたします。ありがとうございます。」との言葉を受けて、固い握手をして2時半過ぎにその場を後にした。今後の支援活動地区としては、新庄市行政から要請されているW地区(仙台空港方面の)を考えていますが未定です。

この被災地近辺では、液状化現象での地割れやマンホールが浮き上がっている所も多く見られたそうです。自衛隊・救援隊による片付け作業もあちこちで続けられてるとはいえ、家屋・インフラの崩壊状態は被災当日状況からの進展が見られている感じでは全くなかったそうです。
今回初めて救援活動に参加された生産者仲間も、ただただ「これは、・・・・・・・」と絶句するのみだったようです。
短信等でつぶさに報告されてくると思います。

今後の復興支援活動は、先に記したW地区への応援にするのかも含め、支援のあり方ももっと色々な工夫を凝らして行く相談をネット農縁に持ち帰ることとなります。

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