2016年12月11日日曜日

【イベント】遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーン設立20周年記念映画祭


来て、観て、変えよう!

遺伝子組み換え作物の本格的な栽培が始まり、日本が輸入を始めてから20年。そして、遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーンを結成して20年。私たちが「いらない」と叫び続けているにもかかわらず、鮭や小麦など新たな遺伝子組み換え食品の登場も予想されます。あらためて遺伝子組み換え作物や食の問題を考えようと、設立20年を記念して映画祭を開催します。
世界で遺伝子組み換え食品の反対運動が広がるとともに、遺伝子組み換え作物に関する素晴らしい映画が製作されています。その中から映画2本と、NGO制作のドキュメンタリー作品2本も上映します。さらに、詩人のアーサー・ビナードさんをお招きし、アメリカの遺伝子組み換え食品をめぐる状況などもじっくり語っていただきます。みなさんのご参加をお待ちしています。

+++++++++++++++++++++++++++++++++++
◆と き:2016年12月11日(日)10:00~17:00
◆ところ:明治大学リバティタワー1143教室(14階)
【最寄駅】JR「御茶ノ水駅」3分/地下鉄「新御茶ノ水駅」5分/地下鉄「神保町駅」5分
+++++++++++++++++++++++++++++++++++

参加費:1500円
<プログラム>
9:30      開場
10:00      開会のあいさつ
10:10~11:20 「パーシー・シュマイザー モンサントとたたかう」
11:20~12:10 「ユーターン」
12:10~13:10  休憩(キャンペーンの20年の活動写真上映)
13:10~13:30 「グローイングダウト」
13:30~15:00  講演/アーサー・ビナードさん
15:00~15:15  休憩
15:15~16:30 「食の選択」
16:30      閉会のあいさつ
*********************************************
上映作品
【パーシー・シュマイザー モンサントとたたかう】65分
カナダの農民パーシー・シュマイザーが巨大企業モンサント社とたたかう姿を追ったドキュメンタリー。シュマイザーのナタネ畑が風にのって飛んできたGM種子によって汚染された。モンサント社によって特許権の侵害で訴えられる。モンサント社から激しい圧力にも屈せず、最高裁までたたかった。
製作はドイツ・ベルク・マール社。
★パーシー・シュマイザーさんは。このたたかいの支援を求めて世界中を回り、農家に遺伝子組み換え作物を植えることの危険性を訴えました。キャンペーンは2回お招きし、日本各地で講演をしました。

【ユーターン】39分
ルーマニアで、遺伝子組み換え(GM)大豆の栽培をやめ、非遺伝子組み換え大豆の生産にもどそうとする農家の人々を描いたドキュメンタリー映画。ヨーロッパでは、畜産の飼料を、輸入のGM飼料から、非GM飼料に切り替える動きがあり、域内での非GM飼料の生産が高まっている。

【グローイングダウト】18分
アルゼンチンでは、遺伝子組み換え作物の生産が増大し、それによる子どもたちへの健康被害も発生している。国際環境NGOグリーン・ピース製作。

【食の選択】72分
食品を、安い、便利といった基準で選ぶ人たちが多いいま、食は効率よく生産できるものに変わってしまっている。しかし、日々の食事は個人の暮らしや健康だけでなく、環境や社会を大きく変えるもの。大量生産と有機的な生産を比較し、未来を守るため食の選択を提案した映画。
米国・リップル・エフェクト・フイルム製作

■講演者紹介
アーサー・ビナードさん
1967年、米国ミシガン州生まれ。ニューヨーク州のコルゲート大学で英米文学を学び、卒業と同時に来日、日本語の詩作を始める。2000年、詩集『釣りあげては』で中原中也賞、2005年、『日本語ぽこりぽこり』で講談社エッセイ賞、2007年、『ここが家だ――ベン・シャーンの第五福竜丸』で日本絵本賞を受賞。多数の詩集・絵本を出版している。一方で平和や原発、食など社会の問題に深く切り込み、全国各地で講演を行っている。遺伝子組み換え食品・作物にも問題意識をもち、遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーンも過去2回講演をしていただいた。

[申し込み・問い合わせ先]
遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーン事務局
〒169-0051 東京都新宿区西早稲田1-9-19-207
tel 03(5155)4756  fax 03(5155)4767
Email office(アットマーク)gmo-iranai.org
※(アットーマーク)を@に変えてお送りください

0 件のコメント: